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おほけなく

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  おほけなく憂き世の民におほふかな我が立つ杣に墨染の袖 前大僧正慈円 勇気をくれる好きな歌。定期的に思い出す。 百人一首です。 SNSで短い投稿をすることが多かったのですが Xの雰囲気がなんだか変わってしまって Blogにも記録しておいた方がいいのかな、と思いつつ。 初期のTwitterは、どこかあたたかく寛容な雰囲気があって 小さな日常にいながら、広い世界につながれたような気がして好きでした。 今はInstagramが主流の感じしますね。 でも、個人的にはテキストが好きだし、URLのリンクもつけられないので うーむ、どうしようと思っています。 Threadsのアカウントは一応つくってみた。 時代の流れには逆らえないのだけれど。次はどうなるのだろう。 ほんと、自分はそれほど変わらなくても、周りがすごいスピードで変わってゆく。

シュレーディンガー詩集のまとめ(2)

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  University of California, Los Angeles 恵文社 一乗寺・京都 ジュンク堂 池袋・東京 ジュンク堂 天満橋・大阪 横浜市立中央図書館 少し前の写真もありますが、色々な場所に置いてくださって、ほんとうにありがたいことです。 UCLAは、Google Researchで何気なく検索してみたら見つけました。 なぜに蔵書にしてくださったのか、経緯は全くわからないのですが、感謝🙏 書店の写真は、家族が撮ってくれたもの。ありがとう! 横浜市立中央図書館は、夏に横浜詩人会のイベントに参加した時に さくっと寄って現物を確認してきました。 すぐには見つけられなかったので、レファレンスの方に教えてもらいました。 いいサービスしてはるなあ。 横浜市には3冊の登録がありました📖 全国の図書館でも、かなり蔵書にしてくださっています。 石川県立、金沢市はそのうち見に行きたいな… 大学図書館では、東京科学大学、東北大学、早稲田大学、九州大学などにも。 購入してくださったんだ!と見つけるたびに、喜んでいます。

Modern Poetry in Translation(UK)に詩作品掲載

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Modern Poetry in Translation(The Queen’s College, Oxford) という雑誌に詩「平行世界、飛行ねこの沈黙」の英訳を載せていただきます🐈 日本では合唱曲にもなった作品です🎵 表紙も、めっちゃCOOLです✨ やっぱり作品を共有できるって、しみじみうれしいものですね☺️ 貴重な機会、楽しんでいきたいものです。 オクスフォードは2016年に、日帰りですが家族旅行で訪れたことがあり 再訪したいと思う素敵な街だったので、ご縁ができてうれしい! 遠く感じていたけれど、少し身近な街になりました。 「平行世界、飛行ねこの沈黙」は詩を書き始めた2010年頃の作品です。 あれから15年も経っているけれど、こんなに息長く楽しめる作品に なるなんて、思いもよりませんでした。 一人のちからでは叶わなかったことで、つくづく不思議に思います。 The translator’s note(詩に添えるエッセイ)に、当時のことや 作曲の増井哲太郎さん、合唱曲を歌ってくださった若い(そして若くない)方々、 それから、詩を書くことについて巡らせた思いを、少しですが書く機会をいただきました。 全ては書ききれないのが、難しいところです。 今回は翻訳の雑誌でもあるので、既発表の詩作品掲載です。 未発表作品もどこかで共有できればうれしいのですが、いつになるやら👀 Modern Poetry in Translation(雑誌の直リンク) Modern Poetry in Translation(The Queen’s College, Oxford大学のページ) 原稿ではCAT'Sだったんですが、最終CATS’に変わっている... まあ、いいか... English Blog  

岡田淳さん(児童文学作家)の個展に行ってきました

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  もう昨年の秋のことですが、児童文学作家の岡田淳さんの個展「「星泥棒」からはじまって」に行ってきました。 大人になってから読んで、とても好きになった「こそあどの森」シリーズの第1巻「ふしぎな木の実の料理法」のファンで、「シュレーディンガー詩集」を謹呈させていただき(というか送りつけて)お礼のお葉書に個展のご案内があり、よし、お会いしに行こう、と思ったのです。 第二詩集をお送りしたときにも、お葉書をいただいたのですが、なんとなく勇気が出ず、余裕もなく行けずじまいで… 神戸の甲子園口の、閑静な住宅街の中にギャラリーがあり(何だか最近神戸の雰囲気が好きです) 時間になって現れた岡田淳さんは、白髪で、思っていたより大柄な方で、やっぱりどこかスキッパーのような、シャイな雰囲気のある方でした。 他の方に遠慮しつつ、直接お話ができて、ずいぶん舞い上がってしまいました。 岡田さんは定年まで小学校の図工の教師を務めておられて、私も詩にぼちぼち関わりながら、今は公共機関のすみっこにいて、できれば定年か早期退職まで、頑張って勤めたいです、とお話しして、自分の不安を聞いてもらったようなかたちになりました💦 体調の問題もあるし、家族も私も年齢を重ねてゆくし、この先どうなるかなんてわからないけれど、仕事を続けながら、作家として作品も書いてこられた方がいるのは、なんといいますか、ほっとして心強いものです。 石垣りんさんも定年まで銀行員をされていたし、教科書に載っている詩人なら、フィリップ・ラーキン(大学図書館員)やウォレス・スティーブンス(保険会社)など、また現代詩人・作家でも、専業でなく、別に仕事を持ちながら創作をしている方々は多くおられるけれど、自分が実際にそんなふうに過ごせるかどうか、やっぱり不安になりますよね。 仕事上手は休み上手、といいますが、私も意識して、長いスパンでゆっくり歩いてゆきたいものです。 岡田淳さんの個展のことに戻ると、若い頃の絵を自費出版されたものを手に入れて(ファンとしてはほんとに復刻に感謝です)好きだなと思った「個人的ピラミッドへの挑戦」にサインをいただきました✨ 空間を広くとってあり、哲学的な雰囲気のある、素敵な画集です。 インタビューが公開されていて、家族で拝読しました。 アトリエも素敵!癒されながら考えさせられ、学ぶことも多い記事でした。 「 信じ...

イギリスのWEB雑誌「PANORAMA」に俳句が掲載

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  イギリスのWEB雑誌「PANORAMA」に俳句が掲載されています🌸 “Cherry Blossoms”というTHE・日本的な表題ですが、日本的だけではない、深みと広がりを持たせた作品群にしたつもりです。 自分でも好きな俳句で、わりとImpressionismかもしれない… お読みくださるとうれしいです✨ 上の雑誌表紙写真にリンクをつけています。 他の方々の作品もぜひ! 小説やノンフィクションもあり、盛りだくさんでビジュアルも綺麗な雑誌です。 イギリスとアメリカの方が多いですが、たまにインドやカナダ、オーストラリアの方もいます。 積年の未発表作品がたまり過ぎていて、今年は英語で少しずつ発表していけたらなと思っています… わりとコンスタントにゆるゆる書いてはいますが、英語での投稿は基本的に未発表作品でないといけないのです。(日本語もか…) 掲載には投稿がアクセプトされなければいけないし、審査に半年以上かかるのも普通です。 …なので、運が向くといいな、とのんびり構えていこう。

Humoresques, Dvořák

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ドヴォルザークのユーモレスクにはまっている。 BBC radio3(クラシックチャンネル)を聴いていて、この曲何だったっけな、と調べてみたら、クライスラーの演奏を見つけ(有名みたい)、そこから様々なヴァリエーションを探して、鬼リピしている。 Fritz Kreisler, Franz Rupp, 1991 小澤征爾, Yo-Yo Ma, Itzhak Perlman, 2002 前半から、調子が変わる中盤のメロディーの切迫感がくせになる。 これが人生だ、と語りかけて来るようなメロディー。 まあ、今の心情をよく表している、ということなのかもしれないのだけれど。自分で思っているよりも、私はロマン主義なのかもしれない。 クライスラーは、シュレーディンガーとほぼ同時代の人なので、シュレーディンガーもおそらく知っていただろうと思う。 クライスラーの方が少し年上だけれど、シュレーディンガーより一年長生きしている。 ただ、シュレーディンガーは演劇は好んだけれど、音楽は好きではなかったようだ。 伝記には、母親はヴァイオリンを弾いていて、母親が後に病気を得た時に、それがヴァイオリンのせいだと考えて、音楽が嫌いになったということが書いてあった。(ほんまなんかな...) クライスラーはアメリカに帰化したけれど、シュレーディンガーは、アメリカは合わなかったようで(講演に行ったプリンストンからの誘いを断っている)、その辺もまあ、当たり前だけれど、個性は違うようだ。 Fritz Kreisler, 1875-1962 Erwin Schrödinger, 1887-1961 ユーモレスクに戻ると、中盤のこれが人生だ的なメロディーと、初めの、どこかのんびりしたメロディーは、どういった順序で作られたのだろう、と考えてみる。 私の推測は、初めのメロディーができて、どうしようかな、と別の時に考えていて、何か、どこかでわずかなタイミングが「のって」「できた」のかな、と思っているのだけれど、実際はどうなんだろう。

シュレーディンガー詩集のまとめ(1)

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  紀伊國屋新宿本店のXより↑ 枚方市立市駅前図書館 2024年9月に初の翻訳・編詩集「シュレーディンガー詩集 恋する物理学者」(書肆侃侃房)を出版することができました。 朝4時に起きて、出勤前に1時間弱を確保し、1日1行できるかできないか、くらいのゆっくりしたペースで、だいたい5年くらいはかかったと思います。 まだ外が暗い静かな時間に、情熱的な古いドイツ語と英語の世界にひたる、短くとも幸せな期間は、一生の記憶に残りそうです。 原稿の大枠ができてから、出版社が決まって出版するまでに約1年かかりました。 幸い、福岡の書肆侃侃房さんにお世話になることができ、深く感謝しています。 いつ人生が終わるかわからないのだから、いつかやりたいことを今やろう!と決めて、思い切って取り組んでみてよかったと思います。様々なことを経験することができました。 人のつながりのあたたかさにも恵まれ、大いに助けられました。 全国の大きめの書店にも、個人経営の独立系といわれる書店にも、置いてくださっているそうで、好評のようです✨ 全国の図書館でも多く蔵書にしてくださり、現在のところ、東京都で21館、大阪府で13館に登録があり、貸出中にもなっていて、ありがたいことです📖 大学の図書館などにも入れてくださり、印象的だったのは以下の図書館です。 ほんとうに、ありがとうございます。 ・ 東京大学理学図書館 ・ 京都大学基礎物理学研究所図書室 ・ 国立民族学博物館図書室 ・ 大阪大学理工学図書館 今までの詩集にはなかった広がりは、エルヴィンに感謝しなければなりません☺️ カーリルHP(都道府県単位で図書館の蔵書が検索できます)