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「鳥の意思、それは静かに」のKindle版ができました!

 第一詩集「鳥の意思、それは静かに」のKindle版をつくりました!  「鳥の意思、それは静かに」Kindleページへ 紙の本はほぼ在庫切れになったので、読みたい方の手に入りやすいよう、ようやっとKindleにしました。年末年始がんばった〜 端末によっては、ゴシック体で表示されるので、明朝体をダウンロードすれば、デフォルトの明朝体で読むことができます。詩なので余白を広く取っていますが、Kindle上で読みやすいようにカスタマイズして読むことをおすすめします。 無料で売ることはできないので、250円としていますが、ロイヤリティは受け取らない手続きをしています。 試し読みもできますので、ぜひどうぞ🍵 こだわってかいた、あとがきは以下です。 ●あとがき 電子書籍版 本電子書籍版を作るために、二〇一二年に出版した第一詩集を、何度も読み返すことになった。詩のようなものを書き始めたのが二〇一〇年で、初期の作品も収めているから、約十年前ほどの自分が書いたもの、ということになる。さすがに十年経つと、自作を読む気はずかしさは薄れ、あの頃の自分がある種いとおしくも思えてくる。当時の悩み、葛藤、決心、そういったものが不完全にしろ描かれ、意外なほど鮮やかに保存されている。当時の自分に励まされたり、変わらない思いに支えられたりもする。昔のアルバムを見ているように、感慨にふけり、今を見つめる。そして、詩をかくとは、ほんとうに不思議なことだなと思う。              枚方、淀川のほとりにて ●あとがき 紙書籍版(2012年) 詩とは何だろう。まだ詩とは何なのか、よくわからない。しかし、それは人間が人間として生きることと密接に関連していることを、詩を書くことを通して深く感じてきた。それはまるで本能のようでもある。書かざるを得ないようにして、書き始めたことをくっきりと覚えている。とても不思議な体験であった。詩を書くことは、自然への叫びであり、人間それ自体への希求であり、言葉への憧憬であり、理想の追求である。  各詩篇は、世界の関連のなかに在ることができるだろうか。人間にとって光とは何か、存在とは何だろうか。人生の深淵を見出すことができるだろうか。わたしはまだ道の途中である。  各詩篇は、ひとりの不完全な人間の思考の記録でもある。読んで頂けるだけでも幸せなことであるが、もし各詩篇を読んでく